金沢大学物質化学類の入試科目と難易度をチェック

ここでは、『金沢大学理工学域物質化学類』の
- 定員
- 倍率
- 合格平均点
- 合格最低点
- 偏差値
- 入試科目
- 難易度
をまとめています。
物質化学類の情報
定員
前期 61名 後期 20名
過去5年間の倍率
2016年度 | 2015年度 | 2014年度 | 2013年度 | 2012年度 | |
前期 | 未発表 | 2.4倍 | 1.9倍 | 2.4倍 | 2.5倍 |
後期 | 未発表 | 3.4倍 | 4.6倍 | 3.6倍 | 4.2倍 |
過去5年間の平均点
前期:1050点満点、後期:800点満点。
2016年度 | 2015年度 | 2014年度 | 2013年度 | 2012年度 | |
前期 | 未発表 | 712.0点 | 712.2点 | 718.9点 | 735.0点 |
後期 | 未発表 | 605.2点 | 649.6点 | 626.7点 | 611.2点 |
過去5年間の合格最低点
前期:1050点満点、後期:800点満点。
2016年度 | 2015年度 | 2014年度 | 2013年度 | 2012年度 | |
前期 | 662.7点 | 665.2点 | 660.9点 | 675.8点 | 696.9点 |
後期 | 550.8点 | 575.3点 | 627.8点 | 601.8点 | 583.8点 |
物質化学類(前期)入試科目と配点
【センター試験】 450点満点
- 国語(100)
- 数学(100)
- 英語(100)
- 理科2科目(50×2)
- 社会1科目(50)
英語の点数は、筆記+リスニングの点数を4/5(5分の4)倍で換算する。
理科は、『物理』、『化学』の2科目。
社会は、『日本史B』、『世界史B』、『地理B』、『現代社会』、『倫理』、『政経』、『倫理・政経』から1科目選択 。
【2次試験】 600点満点
- 数学(200)
- 理科(200)
- 英語(200)
数学は、『数学ⅠA』、『数学ⅡB』、『数学Ⅲ』から出題。
理科は、『化学基礎・化学』のみ。
英語は、記述試験のみ(リスニングなし)。
2次試験の難易度
センター試験と2次試験の点数比は、450点:600点=3:4。
センター試験の得点が2分の1換算されるため、センター試験では大きな差はつきません。
合格ボーダーラインは、1050点満点中670点前後 。
センター試験で7割(=315点)、2次試験で6割(=360点)を目指した対策が無難なところです。
2次試験の配点は、
- 数学(200)
- 理科(200)
- 英語(200)
と、3教科とも同じ。
この3教科であれば、飛び抜けて難易度の高い教科はありません。
満遍なく6割獲得していくのが理想的でしょう。
数学は、標準的な入試問題が中心となって出題されます。
分野をまたいだ融合問題も出題されやすいので、入試問題集を中心に演習をこなしていきましょう。
理科(化学基礎・化学)は、『理論』、『無機』、『有機』がそれぞれバランス良く出題されます。
全体的に、教科書準拠問題集にあるような知識をしっかりおさえておけば、一通り解答できる実力が身につきます。
しかし試験時間に対して問題数が多く、最近は計算過程を書かせる問題も増えてきているので、本番を想定した実践形式の練習も必要になるでしょう。
金沢大学の英語は、『読みやすい英文』&『記述量の多い問題』という特徴があります。
記述力の養成はもちろんですが、『いかに速く英文を読み、記述に時間を回せるか』という部分も意識したいところ。
日頃から制限時間を設けて問題を解き、必ず英語の先生に添削をしてもらいましょう。
物質化学類(後期)入試科目と配点
【センター試験】 400点満点
- 国語(50)
- 数学(100)
- 英語(100)
- 理科2科目(50×2)
- 社会1科目(50)
英語の点数は、筆記+リスニングの点数を4/5(5分の4)倍で換算する。
【2次試験】 400点満点
- 理科(400)
『化学基礎・化学』のみ。
2次試験の難易度
センター・2次の比率は1:1。
前期日程よりもセンター得点が圧縮され、ますます2次試験の比率が高くなっています。
ボーダーラインは800点満点中、600点前後。
センター試験で8割(320点)、2次試験で7割(280点)が目標点の目安でしょう。
理科(化学基礎・化学)の難易度はやや高め。
論述問題、計算問題ともに多く出題され、かなり思考力を必要とする問題も好んで出されます。
問題数自体も多く、時間内にすべての問題を解き切るには相当な実力が求められます。
『理論』、『有機』が中心的ですが、最近では『無機』の占める割合も増えてきたので、満遍なく全分野を学習しておきましょう。