金沢大学医学類の入試科目と難易度をチェック

ここでは、『金沢大学医薬保健学域医学類』の
- 定員
- 倍率
- 合格平均点
- 合格最低点
- 入試科目
- 難易度
をまとめています。
医学類の情報
定員
前期 85名
後期 なし
過去5年間の倍率
2016年度 | 2015年度 | 2014年度 | 2013年度 | 2012年度 | |
前期 | 未発表 | 2.9倍 | 3.5倍 | 3.5倍 | 3.0倍 |
後期 | – | – | – | – | – |
過去5年間の平均点
前期:1150点満点
2016年度 | 2015年度 | 2014年度 | 2013年度 | 2012年度 | |
前期 | 未発表 | 936.2点 | 925.1点 | 946.0点 | 952.9点 |
後期 | – | – | – | – | – |
過去5年間の合格最低点
前期:1150点満点
2016年度 | 2015年度 | 2014年度 | 2013年度 | 2012年度 | |
前期 | 879.9点 | 897.4点 | 891.9点 | 908.9点 | 919.6点 |
後期 | – | – | – | – | – |
医学類(前期)入試科目と配点
【センター試験】 450点満点
- 国語(100)
- 数学(100)
- 英語(100)
- 社会(50)
- 理科(50×2)
英語の点数は、筆記+リスニングの点数を4/5(5分の4)倍で換算する。
理科は、『物理』、『化学』、『生物』、『地学』から2科目選択。
社会は、『世界史B』、『日本史B』、『地理B』、『倫理・政経』から1科目選択。
【2次試験】 700点満点
- 数学(200)
- 理科(200)
- 英語(200)
- 面接(100)
数学は、数ⅠA・ⅡB・Ⅲから出題。
理科は、『物理基礎・物理』、『化学基礎・化学』から1科目選択。
英語は、記述試験のみ(ヒアリングなし)。
2次試験の難易度
センター試験と2次試験の配点比率は450点:700点≒2:3(正確には9:14)。
ボーダーラインは、1150点満点中900点前後となります。
2次試験の配点は
- 数学(200)
- 理科(200)
- 英語(200)
- 面接(100)
となっており、面接を除けば『センター試験450点満点』、『2次試験600点満点』の、計1050点満点となります。
面接50点獲得を想定し、ボーダーラインまでの残り850点を学力試験で何としても稼がねばなりません。
センター試験9割(400点超)、2次試験7.5割(450点)が無難な目標設定でしょう。
いずれにせよ、ほんの少しのミス・減点が合否を分けます。
センター試験・2次試験ともに、隙のない学習を行ってください。
以下、金沢大学の2次試験の難易度についてです。
数学は、標準的な問題が中心に出題されます。
分野にまたがる融合問題も好まれるので、総合力を身に付けましょう。
完答は最低2問、できれば3問つくっておきたいところ。
1問あたりの分量がかなり多いので、どの問題も”反射的”に解き始められる力が求められます。
前提として、青チャートレベルの問題はすべて反射的に解けるようにしてください。
その上で入試問題集をどんどんこなしていきましょう。
金沢大学の物理の難易度は、やや高め。
全体的に標準以上の問題が出題されます。
物理の教科書や参考書に書いてある基本は、”理屈”まで含めて理解しておく必要があります。
それに加え、従来の解き方とは違った解き方をさせることもあり、臨機応変に対応する力も不可欠。
また、ほとんど計算結果のみを解答させる形式なので、ほんのすこしの計算ミスが大きな失点につながります。
日頃から、計算ミスには敏感になっておきましょう。
化学の難易度は標準的。
ただし試験時間に対して問題量が多いので、時間を意識した対策が必要です。
字数制限のある論述や計算過程を書かせる問題も出題されているので、限られた時間・字数で適切な解答を論じる力も求められます。
教科書に書かれている化学現象については、一通り書いて説明できるようにしておきましょう。
上述した通り全体の難易度としては、”基礎的な内容をおさえておくこと”で対処できるレベルとなっています。
英語は、語彙レベルの高くない、比較的読みやすい文章が出題されます。
しかし一方では、記述量が多い問題形式となっており、記述力の有無がそのまま点差となって表れるでしょう。
読みやすい英文なので、迅速かつ正確に読解し、記述にあてる時間を生み出す工夫が必要です。
作成した解答は必ず学校の先生などに添削してもらい、厳し目に評価してもらうようにしてください。