金沢大学経済学類の入試科目と難易度をチェック

ここでは、『金沢大学人間社会学域経済学類』の
- 定員
- 倍率
- 合格平均点
- 合格最低点
- 偏差値
- 入試科目
- 難易度
をまとめています。
経済学類の情報
定員
前期 150名
後期 25名
過去5年間の倍率
2016年度 | 2015年度 | 2014年度 | 2013年度 | 2012年度 | |
前期 | 1.7倍 | 1.6倍 | 1.3倍 | 1.5倍 | 1.6倍 |
後期 | 未発表 | 2.1倍 | 1.3倍 | 1.7倍 | 1.7倍 |
過去5年間の平均点
前期:1500点満点、後期1500点満点
2016年度 | 2015年度 | 2014年度 | 2013年度 | 2012年度 | |
前期 | 未発表 | 943.2点 | 953.8点 | 982.4点 | 1033.4点 |
後期 | 未発表 | 1015.3点 | 1093.6点 | 1047.0点 | 1056.1点 |
過去5年間の合格最低点
前期:1500点満点、後期1500点満点
2016年度 | 2015年度 | 2014年度 | 2013年度 | 2012年度 | |
前期 | 896.7点 | 883.2点 | 872.1点 | 918.2点 | 975.4点 |
後期 | 973.0点 | 959.6点 | 1031.2点 | 972.2点 | 997.2点 |
経済学類(前期)入試科目と配点
【センター試験】 900点満点
- 国語(200)
- 数学(200)
- 英語(200)
- 理科基礎2科目(50×2)
- 社会2科目(100×2)
英語の点数は、筆記+リスニングの点数を4/5(5分の4)倍で換算する。
理科は、『物理基礎』、『化学基礎』、『生物基礎』、『地学基礎』から2科目選択。
※基礎2科目指定だが、発展2科目でも基礎1科目とみなす
社会は、『日本史B』、『世界史B』、『地理B』、『倫理・政経』から2科目選択
【2次試験】 600点満点
- 英語(200)
- 数学(200)
- 国語(200)
英語は、記述試験のみ(リスニングなし)。
数学は、数ⅠA・ⅡBから出題。
国語は、『現代文』、『古文』、『漢文』が出題。
2次試験の難易度
センター試験と2次試験の点数比は、900点:600点=3:2。
センター試験の得点率が高いので、センター試験で高点数を取るとだいぶ余裕が生まれます。
ボーダーラインは、1500点満点中900点前後。
センター試験で7割(630点)獲得していれば、2次試験は5割弱(270点)の得点率で、前期日程のボーダーラインを超えます。
2次試験の配点は、
- 英語(200)
- 数学(200)
- 国語(200)
で、金沢大学の人間社会学域では、唯一3教科受験が必要な学類です
試験科目の難易度は、いずれも”典型的な国公立2次試験”といったレベル。
高得点を狙うにはかなりの対策が必要ですが、5割程度であれば”それなり”の対策で補えます。
英語は、比較的読みやすい英文が出題されます。
2016年度入試で英問英答になるといった傾向変化はありましたが、全体的な難易度は少し下がっています。
記述量が多いため、記述に特化した演習を積んでいきましょう。
数学は、各分野の代表的な問題が出題されます。
『微分積分』からの出題は毎年あるものの、それ以外に際立って頻出している単元はないため、満遍なく学習しておく必要があります。
国語は、『現代文』、『古文』、『漢文』ともに解答するべき記述量が多いのが特徴。
内容説明問題が中心に出題されますが、類推・補足をして解答するといった”思考力”も求められます。
いずれの問題も、解答は国語の先生に添削してもらい、確実に記述力・思考力を上げていきましょう。
経済学類(後期)入試科目と配点
【センター試験】 900点満点
前期と同じ
【2次試験】 600点満点
- 小論文(600)
現代の『文化』、『社会』、『経済』に関する課題文(英文)について論述。
2次試験の難易度
センター試験と2次試験の得点割合は900:600=3:2。
ボーダーラインは、1500点満点中1000点前後。
2次試験が小論文のため、安定した得点はあまり期待できません。
前期日程と同じくセンター試験の配点が高いため、センター試験でまとまった得点を獲得しておくのが無難ですね。
試験として課される小論文は、全体の約3分の2が”英文和訳”、”内容説明”といった、英語色が非常に強い小論文となっています。
それに加え、”意見論述”といった典型的な問題もあり、結局は『英語』と『小論文』の2科目の対策となってくるでしょう。
きわめて専門的な文章が出題されるので、知識収集も念入りに行なう必要があります。
難易度は高く、そうやすやすと5割オーバーを狙える試験ではありません。
やはりセンター試験で8割(720点)前後を目安に獲得し、小論文で5割弱(280点)を目指した対策をしておきたいところです。