金沢大学機械工学類の入試科目と難易度をチェック

ここでは、『金沢大学理工学域機械工学類』の
- 定員
- 倍率
- 合格平均点
- 合格最低点
- 偏差値
- 入試科目
- 難易度
をまとめています。
機械工学類の情報
定員
前期 120名
後期 20名
過去5年間の倍率
2016年度 | 2015年度 | 2014年度 | 2013年度 | 2012年度 | |
前期 | 未発表 | 2.5倍 | 1.8倍 | 2.2倍 | 2.1倍 |
後期 | 未発表 | 5.3倍 | 3.9倍 | 4.8倍 | 4.3倍 |
過去5年間の平均点
前期:1100点満点、後期:600点満点。
2016年度 | 2015年度 | 2014年度 | 2013年度 | 2012年度 | |
前期 | 未発表 | 747.5点 | 709.1点 | 747.7点 | 740.5点 |
後期 | 未発表 | 475.2点 | 411.8点 | 445.0点 | 440.6点 |
過去5年間の合格最低点
前期:1100点満点、後期:600点満点。
2016年度 | 2015年度 | 2014年度 | 2013年度 | 2012年度 | |
前期 | 670.0点 | 697.2点 | 656.7点 | 698.2点 | 687.0点 |
後期 | 428.0点 | 452.5点 | 367.3点 | 413.0点 | 413.0点 |
機械工学類(前期)入試科目と配点
【センター試験】 450点満点
- 国語(100)
- 数学(100)
- 英語(100)
- 理科2科目(50×2)
- 社会1科目(50)
英語の点数は、筆記+リスニングの点数を4/5(5分の4)倍で換算する。
理科は、『物理』、『化学』の2科目。
社会は、『日本史B』、『世界史B』、『地理B』、『倫理・政経』から1科目選択 。
【2次試験】 650点満点
- 数学(250)
- 理科(200)
- 英語(200)
数学は、『数学ⅠA』、『数学ⅡB』、『数学Ⅲ』から出題。
理科は、『物理基礎・物理』。
英語は、記述試験のみ(リスニングなし)。
2次試験の難易度
センター試験と2次試験の点数比は、450点:650点=3:4強(正確には9:13)。
センター試験の得点が2分の1換算されるため、センター試験では大きな差はつきません。
合格ボーダーラインは、1100点満点中690点前後 。
センター試験で7割(=315点)、2次試験で6割(=390点)を目指した対策が無難なところですね。
2次試験の配点は、
- 数学(250)
- 理科(200)
- 英語(200)
と、数学だけやや高いものの、3教科とも配点の割合はほぼ同じです。
理科は『物理基礎・物理』しかありませんが、金沢大学の物理は難易度がやや高め。
低く数学の+50点のアドバンテージを活かして、物理の失点を打ち消すよう意識しましょう。
数学は、標準レベルの問題が中心的に出題されます。
“ザ・入試問題”のような典型的な問題も多い一方、各分野にまたがる融合問題も多め。
配点がわずかに高めなことと、物理の失点を補うためにも、2問は確実に完答できるよう学習しておきましょう。
理科(物理基礎・物理)は上述の通り、やや高めの難易度とされています。
教科書レベル準拠の問題集だけでは、まず太刀打ちできません。
標準レベルの入試問題集を一通りこなし、書いてある内容がすべて説明できるくらい、徹底的にやり込んでください。
解答用紙に答えのみを記入する形式なので、途中の計算ミスや凡ミスも大きな命取りに繋がります。
試験時間も長いとはいえないので、”速く”かつ”正確”に計算する練習もやっておきましょう。
比較的読みやすい文章が出題されますが、解答にはかなりの記述力が求められます。
文章、問題が理解できても、記述力の違いで得点に大きな差が生まれます。
問題演習のときには解答をつくり、必ず添削してもらうようにして、確実に記述力を高めていきましょう。
機械工学類(後期)入試科目と配点
【センター試験】 200点満点
- 英語(200)
英語の点数は、筆記+リスニングの点数を4/5(5分の4)倍で換算する。
【2次試験】 400点満点
- 数学(200)
- 理科(200)
数学は、『数学ⅠA』、『数学ⅡB』、『数学Ⅲ』からの出題。
理科は、『物理基礎・物理』。
2次試験の難易度
センター・2次の比率が1:2と、2次試験が半分以上の割合を占めています。
またセンター試験の科目が『英語』のみであることも、微妙に厄介な部分でもありますね。
ボーダーラインは600点満点中、420点前後。
しかし2015年度の後期日程では、合格最低点が450点とかなり高く出ています。
ここまで高くなってくると、ひとつのミスが致命傷になりかねません。
常に、
- 周りが解ける問題は確実に解答すること
- 凡ミスを徹底的に排除すること
を意識していきましょう。
数学の難易度は高め。
一問一問の内容が重く、一つの大問を完答するのにもかなりの思考力が求められます。
証明問題や図示問題が頻出のため、論理立てて解答を導き出す論述力も鍛えていきましょう。
理科(物理基礎・物理)は、標準レベルの問題が出題されます。
高校レベルの理解度を確認するような問題が中心で、中には易しめの問題も混ざっています。
しかし高得点を狙うにはそれだけでは足りません。
標準レベルの問題をこなした上で、難しめの問題にも取り組んでおきましょう。
なお前期日程同様、解答用紙には答えのみ記入する形式になっています。
計算ミス・凡ミスがないよう、計算力の向上も意識していきましょう。