金沢大学国際学類の入試科目と難易度をチェック

ここでは、『金沢大学人間社会学域国際学類』の
- 定員
- 倍率
- 合格平均点
- 合格最低点
- 偏差値
- 入試科目
- 難易度
をまとめています。
国際学類の情報
定員
前期 40名
後期 15名
過去5年間の倍率
2016年度 | 2015年度 | 2014年度 | 2013年度 | 2012年度 | |
前期 | 2.4倍 | 2.4倍 | 1.5倍 | 2.2倍 | 2.4倍 |
後期 | 未発表 | 1.5倍 | 2.4倍 | 1.8倍 | 2.8倍 |
過去5年間の平均点
前期:1500点満点、後期:1500点満点
2016年度 | 2015年度 | 2014年度 | 2013年度 | 2012年度 | |
前期 | 未発表 | 1022.2点 | 1019.4点 | 1025.5点 | 1105.7点 |
後期 | 未発表 | 1081.7点 | 1136.8点 | 1086.1点 | 1069.2点 |
過去5年間の合格最低点
2016年度 | 2015年度 | 2014年度 | 2013年度 | 2012年度 | |
前期 | 980.4点 | 976.8点 | 956.6点 | 976.2点 | 1064.6点 |
後期 | 879.6点 | 977.6点 | 1098.6点 | 1006.8点 | 1019.0点 |
国際学類(前期)入試科目と配点
【センター試験】 900点満点
- 国語(200)
- 数学(200)
- 英語(200)
- 理科基礎2科目(50×2)
- 社会2科目(100×2)
英語の点数は、筆記+リスニングの点数を4/5(5分の4)倍で換算する。
※英語は外部試験のスコアの提出を認められています。TOFEL-iBTなら71以上、TOFEL-PBTなら525以上、TOEICなら750以上、英語検定なら準1級以上、ILETSバンドなら6.0以上のいずれかの水準を超えている場合には、センター英語の成績を満点とみなして利用で可能。ただし、同外部試験のスコアが、いずれかの水準を超えている場合であっても、大学入試センター試験における『外国語』を受験する必要があります。
理科は、『物理基礎』、『化学基礎』、『生物基礎』、『地学基礎』から2科目選択。
※発展2科目でも基礎2科目とみなす。
社会は、『日本史B』、『世界史B』、『地理B』、『倫理・政経』から2科目選択。
【2次試験】 600点満点
- 国語(300)
- 英語(300)
国語は、『現代文』、『古文』、『漢文』が出題。
英語は記述試験のみ(リスニングなし)。
2次試験の難易度
センター試験と2次試験の点数比は、900点:600点=3:2。
センター試験の点数配分が大きいため、センター試験で確実に得点することが重要になります。
ボーダーラインは1500点満点中970点前後。
センター試験で7割(630点)獲得していれば、2次試験は6割弱(340点前後)でボーダーラインに届きます。
国語は、『現代文』、『古文』、『漢文』の全科目において記述すべき文章量が多いです。
文章に書かれていない事柄を類推して、補足しなければならない問題も出題されるので、単純な読解力以外の力も求められます。
作成したの解答は国語の先生に添削してもらい、着実に記述力・論述力を高めていきましょう。
英語の難易度はそこまで高くはありません。
語彙レベルが高くなく、比較的読みやすい文章が出題されます。
ただし国語と同じく記述すべき分量が多く、記述力の有無で点差が広がることでしょう。
記述力を養成することはもちろんのこと、文章をスピーディーに読み取り、記述にあてる時間を生み出す工夫も必要です。
国際学類(後期)入試科目と配点
【センター試験】 600点満点
- 国語(200)
- 英語(200)
- 社会(100×2)
社会は『世界史B」、『日本史B』、『地理B』、『倫理・政経』から2科目
※2016年度入試より、数学(200)、理科(100)が課されなくなりました。
【2次試験】 600点満点
- 小論文(600)
小論文は、社会・文化に関する課題を論述。(英文も出題)
2次試験の難易度
センター試験と2次試験の得点割合は600:600=1:1。
2016年度入試からセンター試験の必要科目が変更となり、センター試験と小論文の配点が同率になりました。
予想ボーダーラインは、1200点満点中870点前後(得点率73%程度)。
小論文で400点取ることを想定して、センター試験の3教科では440点程度(7割超)は得点したいところ。
小論文は、『要約』、『内容説明』、『意見論述』が中心となって大問2問構成となっており、うち1つは『英文要約』となっています。
国際分野の専門的な内容が出題され、それなりの知識を持っていないとかなり難しく感じられでしょう。
また英文要約も、英語の記述試験並のレベルが出題されます。
試験科目は『小論文』だけですが、実質『小論文』と『英語』の2科目分の対策が必要となります。
普段から国際分野の書籍や、英文で書かれた書籍を読むなどの対策をしておきましょう。