追いかける側から、追われる側へ

この記事を書いている人 - WRITER -
とにかく多趣味で色んなことをやっているSTUDYBANKの塾長。
暇な生徒を見つけては、学びたての手品を見せつけたり、生徒がいない時間帯を見計らって、ギターを弾いたりしています。
毎日を全力で楽しむ大人を目指して日々奮闘中。
モットーは、"人生は、今、この瞬間から変えられる"。
生徒から面白い相談をされました。
「今まで追いかけるだけやったけど、今は追いついてしまったから、周りが見えてしまって変なプレッシャーを感じてしまう。嫌やぁ。」
って相談。
この生徒、入塾した当初はホンマにえらい成績でした。
今は本人と冗談交じりで話していますが、模試の偏差値を見て、「え、こんな数字になることあるんや」と驚愕していたレベル。
ぶっちゃけ最初は、入塾をお断りするつもり満々でした。
- 受験本番までに残された時間がいかに少ないか
- 現状と目標とのギャップがいかに大きいか
- どれだけ最善のペースでやれたとしても、1科目捨てる必要がある
- 起きている時間すべてを勉強に注がないと到底ムリ
- 「この教室どころか、学校の誰よりも勉強してる」って言えるくらい勉強することになる
なんてことを時間をかけて話した結果、強いまなざしと口調で
「やります」
と一言。
まなざしと一言にやられて、入塾を認めました。
それから約3ヶ月。
そんな彼から、まさか冒頭のような言葉が出てくるなんて。
本当に「この教室どころか、学校の誰よりも勉強してる」と自信を持って言ってくるくらい、全力で勉強に没頭しています。
しかも他の生徒よりも遥かにキツイ計画を、予想を遥かに上回るスピードで進行しています。
当初の予定では1科目捨てる手はずでしたが、このペースだと捨て科目に手が回りそうな勢い。
だからこそ、冒頭の悩みが出てきたんですね。
成長したからこそ見えてくる壁。
本気で闘ってきたからこそ現れたライバル。
うむ。
熱い。
熱すぎる。
間違いなく彼は「合格以上の何か」をすでに得ています。
さーて、少年誌的にはそろそろ挫折を味わう頃だと思うので、その辺も覚悟しておかなきゃね。
いい受験だ。
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とにかく多趣味で色んなことをやっているSTUDYBANKの塾長。
暇な生徒を見つけては、学びたての手品を見せつけたり、生徒がいない時間帯を見計らって、ギターを弾いたりしています。
毎日を全力で楽しむ大人を目指して日々奮闘中。
モットーは、"人生は、今、この瞬間から変えられる"。