【SBT】大学4年間で稼げるバイト代の総額は?

今回のSBTの目的は、
でした。
この目的を達成するために、「大学4年間で稼げるバイト代の総額は?」という質問からSBTがスタート。
計算の仕方は生徒それぞれで考えてもらい、
- 総額
- どう考えたのか
のそれぞれを発表。
続けて、「大学4年間でかかる費用の総額」をグループに分かれて算出。
今回は大学インターン生と、横浜からSBTを見学しに来てくれた大学生もいたので、ふたりにも協力してもらいながらグループごとの答えを導き出しました。
このタイミングで「奨学金を借りるかどうか」の質問を投げかけたんですが、意外な結果が。
なんと参加した生徒全員が「奨学金を借りるつもりはない」と答えたんです。
僕の同級生は、ほぼ全員奨学金を借りていたので、この返答にはビックリしましたねー。
どうやら今の世代の高校生たちには、「奨学金=借金」という認識が広まってきているようです。
確かに最近は「奨学金返済地獄」みたいな特集もTV番組で流れているようですし、当然といえば当然かもしれませんね。
まぁ、これは社会的に見ても良い流れでしょう。
そんなわけで、以下の3つの記事を補足資料として読み込んでもらいました。
- 返済総額1100万円。奨学金延滞で自己破産の27歳「大学に行ったことを後悔」
- 「奨学金地獄」は本当だった! 学生の2人に1人が借金の現実
- 奨学金を12年間返済した私から 学生の皆さまに最低限知っておいてほしいこと5つ
「奨学金を借りる派」が多いことを予想しての記事チョイスです。
予想は外れたんですが、よりリアルな「奨学金の姿」を実感してもらえたようなので、結果オーライでした。
さて。
大学4年間にかかる費用は、4年間のバイト代じゃカバーできません。
へたに奨学金を借りると、卒業後に「奨学金返済地獄」に突入することも今では普通。
何も考えずに大学生活を過ごしてしまうと、多額のお金だけ払って「あれ?何のために大学に入ったんだっけ?」ということになります。マジで。
ちなみに僕の計算では、4年間のバイト代の総額は380万円、大学生活にかかる費用は720万円となりました。
バイト代を差し引いても、340万円が返しきれず残っているわけです。
というわけで、「大学生活は、バイト代じゃまかなえない程の費用を支払って手にするもの」という認識を持ってもらった上で、「それだけの費用を支払って、どんな大学生活を過ごすか」ということをグループでディスカッションしてもらいました。
これも最後にグループ代表者が発表。
- 人脈をつくる
- 起業の準備をする
- 資格を取る
- お金を稼ぐ方法を学ぶ
- 色んな人と会って価値観を広げる
などなど、いい意見がたくさん出てきました。
最後に、「そんな大学生活を送るために、今からできることは何か」について議論。
これについてはみんながどう考えているのか知りたかったので、全員に発表してもらいました。
その発表の中で、
「自分の周りにはこういうこと(SBTで話すようなこと)を教えてくれる人がいないので、積極的にSBTを活用したい」
というようなことを言ってくれた生徒が半数以上いて、スタッフ一同感動していました(笑)
SBT後にまなてぃーが生徒のひとりと面談していたんですが、そのときに「私の直感を信じてよかった。こんなに良い塾に入れたんだから」と言っていたそうです。
それを聞いて、さらに感動。
なんていい子たちなんや…!(´;ω;`)
これからもSBTを盛り上げていこう、と励みになりました。
今回のSBTの計画書
今回から、SBTの計画書も一緒にアップしていきますね。
SBTが終わったあとに時間配分や内容に関して修正しているので、アクティブ・ラーニングの参考になるかと思います。
「うちでやってみてほしい!」という声があれば、お気軽に津本まで連絡してくださいませm(_ _)m
Facebookをやっていない場合は、
上のページ内の問い合わせフォームよりご連絡お待ちしていますm(_ _)m
それでは今回はここまで!