集中力を上げるコツは「五感の封印」にあり!

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そもそも「なんで勉強に集中できないか」っていうと、「勉強以外のことに意識が散っちゃうから」なんですよね。
たとえば勉強しているときに、突然外から猫の声が聞こえてきたら、そっち向いちゃうじゃないですか。
勉強しているときに、台所からカレーのにおいが漂ってきたら、「あ、今日の晩ごはんはカレーか。早く食べたいなー」ってなっちゃうじゃないですか。
こんな感じで勉強に集中しようと思っても、それを邪魔するものに意識が持っていかれちゃうと、途端に集中力が途切れちゃうんです。
じゃあどうやって、勉強以外のことに意識が持っていかれないようにするか。
ズバリ、五感を勉強一本に封じ込めましょう。
五感ってのは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の5つの感覚のこと。
人間はこの5つの感覚で、あらゆる物事を察知しています。
だからこそ、この5つの感覚を「勉強一本」に封じ込めることで、ほかの物事に意識が持っていかれるのを防ぐことができます。
それじゃあここから、五感をどうやって勉強一本に封じ込めるかを順番に解説していきます。
まずは視覚から。
勉強机に座って、首を左右に軽く動かしてみます。
そのとき視界に何かチラつくものはないかを確認しましょう。
漫画やゲーム、テレビなんかはもちろん、壁に貼ってあるポスターなんかも要チェック。
勉強しているときは、首が無意識のうちに前後左右へと動きます。
そのとき、視界にちょっとでもチラつくものがあれば、そっちの方に一瞬意識が持っていかれます。
この一瞬が危ない。
勉強中、視界にチラつくものが入ってこないよう、勉強机周りを整理しておきましょう。
理想は塾にある、半個室的な自習スペースのような感じです。
前と左右に仕切りがあって、多少首を動かしても、余計な情報が視界に入ってこない環境ですね。
続けて聴覚。
勉強中に外から音がしたり、リビングからテレビの音や話し声が聞こえたりすると、イチイチ集中力が途切れます。
そこでイヤホンをつけて音楽を流す人も多いと思いますが、実は音楽ってのは集中力を下げるという研究結果が出されているんですよね。
人間がもっとも集中できるのは「完全無音」の状態。
ですから、耳栓やノイズキャンセリング機能のあるイヤホンなどを使って、無音状態を作り出すのが一番ベスト。
「完全無音だと違和感がある」という場合は、鳥の鳴き声や川の流れる音といった「自然の音」をイヤホンで聞くようにしましょう。
自然音は集中力を下げることなく、オマケに脳の疲労を軽減する効果もあります。
というわけで、聴覚を勉強一本に封じ込めるためには、無音か自然音のみを聞こえる環境を作り出しましょう。
続けて嗅覚。
勉強しているときに、普段と違う匂いが漂ってくると、そこでも集中力は途切れます。
視覚や聴覚をしっかり封じ込めていたとしても、カレーの匂いがしてきたら、「美味しそー」とか「腹減ったー」とかって、絶対反応してしまうじゃないですか。
嗅覚って視覚、聴覚並にあなどっちゃいけない感覚なんです。
嗅覚を勉強一本に封じ込めるには、勉強部屋の匂いを一定に保つようにしましょう。
最近だと2000円程度で、結構いい「アロマディフューザー」が買えます。
こういうやつです。
ディフューザーが買えなかったとしても、アロマオイルだけ買って、ハンカチやティッシュなどに数滴垂らして机の横に置いておくだけで、十分アロマの匂いが広がります。
ちなみに集中力を上げる匂いってのもあって、勉強するなら「レモン」、「ユーカリ」、「ローズマリー」、「ペパーミント」、「レモングラス」あたりがオススメの匂いです。
ちなみにボクが一番好きなのは「ユーカリ」です。
次は味覚。
味覚と勉強って一見関係なさそうに思いますが、勉強中にガムを噛んだり、アメを舐めたりする人いるじゃないですか。
「集中すると糖分が失われるから、アメで糖分補給だー!」とか言ってね。
まあ言ってることは間違ってないんですが、勉強している最中にアメを舐めるのはオススメしません。
なんでかっていうと、口の中で変化がしょっちゅう起こるから。
つまり、アメを口の中でコロコロしていて、小さくなったら噛んだりしますよね。
噛まなかったとしても、アメが全部溶け切ったら、口の中から味が消えるわけですよ。
人はその味覚の変化に敏感です。
味がなくなれば「あ、味がなくなった」とか感じちゃうんです。
で、その瞬間に意識が勉強以外に持っていかれます。
アメだけじゃなくて、チョコといったお菓子も同様です。
糖分補給は確かに大切なことですが、食べるなら勉強中じゃなくて、休憩中にしましょう。
ちなみに、ガムには集中力を上げる効果があります。
まぁ、ガムそのものってよりも「噛むこと」に意味があるんですけどね。
ただ人によっては、「ガムの味がなくなった」ということを気にしてしまうこともあるので、人によって使い分けた方がいいでしょう。
ちなみにガムによる集中力アップの効果は、噛み始めて20分ほどしか続かないというデータもあります。
味覚の影響を考えると、「ガムは勉強にオススメ!」とは言い切れませんね。
というわけで、味覚を勉強一本に封じ込めるには、「味覚に対して何もしないこと」がポイントとなります。
最後は触覚です。
触覚に関しては面白い研究結果があって、授業中にペン回しをしたり、消しゴムをいじりまくってる人って、はたから見れば「集中力がない人」ってイメージじゃないですか。
でも実はですね、ペン回しとか消しゴムいじりとか、そういう手遊びをしている人の方が、集中力が上がって、成績も上がったと実証されているんです。
まぁ、これは「手遊びがいい」っていうより、「勉強中に体を動かすことがいい」って言った方が正確ですね。
そもそも人はじっと勉強しているよりも、体を動かしながら勉強した方が記憶に残りやすい性質があるんです。
だけど「ペン回し」とか「消しゴムいじり」のデメリットとして、ポロッと落としてしまう可能性があるじゃないですか。
ボクもペン回しとか無意識でしてるんですけど、結構頻繁に落とすんですよね。
そうなったらやっぱり集中力は途切れちゃいます。
だから、読んでいる文章を指でなぞったり、ひたすらノートにメモしながら勉強すると、手を動かしながら勉強することになるので、うまく触覚を勉強一本に封じ込めることができます。
というわけで復習いきましょう!
集中力を上げるためには、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感を勉強一本に封じ込める工夫をすること。
視覚は、勉強机周りを整理して、視界に余計なものが入らないように。マンガやゲームはもちろんのこと、ポスターなどもチラッと視界に移ることで、意識が持っていかれる原因になるので要注意。
聴覚は、耳せんやノイズキャンセリングイヤホンなどで、完全無音の状況を作り出すか、鳥の鳴き声や川の流れといった自然音をイヤホンで聞くようにすること。
嗅覚は、アロマオイルを使って、部屋の匂いを一定に保つようにしましょう。「レモン」、「ユーカリ」、「ローズマリー」、「ペパーミント」、「レモングラス」といった香りが、集中力を上げるのでオススメ。
味覚は、勉強中にモノを食べないようにして、変に刺激を与えないようにすること。アメなどで糖分補給するなら休憩中に。ガムは「噛むこと」で集中力を上げる効果があるけど、20分ほどしかその効果は続かないので、味の変化が気になる人は止めたほうがいい。
触覚は意外にも、ペン回しなどの手遊びが集中力アップに繋がる効果がある。だけど、失敗してモノを落とすたびに集中が途切れるから、読んでいる文字を指でなぞったり、ひたすらノートにメモを取るなどして、別の方法で手を動かすことを考えてみよう。
はい、というわけで。
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というわけで今日もありがとうございました!
また次回の動画でお会いしましょう!